フランスとヨーロッパのお菓子ガイド

ボンボン・ショコラ(Bonbon Chocolat)

ボンボン・ショコラは、中心にガナッシュやマジパンなどを置き、外側をチョコでコーティングしたお菓子です。

日本でも、有名菓子店で必ず取扱のあるチョコレートの一種ではないかと思います。

ボンボン・ショコラの「ボンボン」はフランス語で「飴」を意味し、飴玉のようにひと口サイズで食べられるチョコレートがボンボン・ショコラと呼ばれるようになりました。

尚、「ボンボン・オ・ショコラ」「ボンボン・ド・ショコラ」と呼ばれるものは、全てボンボン・ショコラと同じものです。

チョコレートといえばスイスが有名で、かつてはヨーロッパの中でもスイスがチョコ菓子作りの最先端を行っていました。

フランスのショコラティエは、スイスまで修行にいったものです。

しかし1970年代に入ると、フランスのチョコレート産業は急速に発展し、スイスのショコラティエに負けないものを生み出すようになりました。

その中で、ボンボン・ショコラもスイスとは違う形のものになっていきました。

一般的に、スイス式のボンボン・ショコラは型にチョコレートを流し込んで作り、フランス式ではカットされたセンター部分をチョコレートでコーティングして作ります。

センター部分に入れるものは実に様々で、ガナッシュやマジパンのほかにも、プラリネやフルーツなどバラエティに富んでいます。

ほかのチョコ菓子とは違って小ぶりなので、一度に様々な味を楽しむことができます。

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